問題作こと集英社スーパーダッシュ文庫『魔王な使い魔と魔法少女な』のライトノベル作家、みみとミミのリンクフリーな物書きブログ
おととい、「我々は宇宙人だ」をやるためだけに、先輩がエアコンを売り払って扇風機を購入したそうで。
そして、今、『暑いよ暑いよ。助けてへるぷ』と電話口で野良犬がエサをおねだりするような声をあげているのはどういうことでしょうか。
「先輩。阿呆ですか、あなたは?」
『そのさげすむような声がたまりません』とかほざき始めました。どうやら手遅れだったようです。
「はあ……ちょうど私もアイスを食べたかったところなので、買って行きます」
『俺、あずきバー』ともほざいていますが、無視です。一番安いものに決定しているのですから。
「まったく、これっきりにしてくださいよ?」
私も暇ではないです。
夏は短い。受験生の夏はもっと短い。
先輩に構うのも、その……嫌いではない。嫌いではないのです、が! そうのんびりもしていられません。
『いやあ、それはちょっと……君に来てもらうためだけにエアコン売ったんだし――って、あああ! せっかく隠してたのにぃ!』ほざいてます。
この阿呆な先輩に構っていると夏なんてすぐに終わってしまいそうです。
いいえ、夏どころか一年も十年も。一生だって、楽しすぎてあっという間になってしまうでしょう。
でも、受験生には邪魔者です。
なので、この邪魔者さんがおなかを壊して静かに寝込んでくれるよう、おなかを冷やしてやろうと思います。
たくさんの、あずきバーで。
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